産んだ日の気持ちを忘れないように作った歌「これからはじまる一日は」

人は忘れるから、強く生きられるんだと思います。お母さんだって忙しい日々が続くと、子守唄を歌ったこと、膝に乗せたこと、手をつないだことを忘れてしまいます。でも人は、子守唄を歌ってくれたこと、膝に乗せてくれたこと、手をつないでくれたこと、そういうことを時々思い出すと勇気が湧きます。
お母さんから生まれたすべての人に、お母さんのこんな気持ちが伝わったらいいな、と思います。

これからはじまる一日は
sacco/2005年

白い壁の真ん中で 染まらないあなたの手を握って
これから始まる一日は 必ず未来へと続いているんだ
 
人の心は旅をして 進むべき道 探し求め
次の夢に出会い大きくなる
 
あなたがはじめて泣いた日 私の腕の中にいたこと
何より感謝している 幸せをくれた
 
いつか人の波にのまれ、嫌いや嘘や傷みを知った時
幼い日 枕元で歌った声が届くといいのにな
 
人の心は恋をして 出会うべき人と混ざり合い
キスの意味を知って優しくなる
 
あなたがはじめて笑う日 見守る人もやっぱり笑顔で
いつでも味方でいること 忘れないで
 
そうしてたどり着いた街で どれが正しいんだ?って迷った時
あなたの描く空の色は 必ず答えを導いてくれるよ
 
あなたとはじめて歩く日 とおり過ぎるものすべて鮮やかに
輝いて見える不思議 さぁ手をつなごう
 
そうして守りたいと願う 誰かにあなたが出会った時
幼い日 抱きしめた温もりを思い出すならいいのにな
必ず未来へと続いているんだ

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サッカー選手を夢見る子どもたちへ「流れ星のチカラ」

息子たちが所属するサッカーチームには、無限の可能性を引き出すには、保護者とコーチと子どもたちとの関わり方=トライアングルがとても大事だよ!と教えてくれたコーチがいて、チームTシャツにはトライアングルのマークがデザインされています。

試合で出会うチームの中には「右だー左だーなぜ出来ないーおらおらー」と声を荒げているコーチや保護者をよく見かけることがあります。でも、出来ないことを責めるより、出来たことに気付いて子どもの成長を感じられる大人でありたい、と思います。


流れ星のチカラ ~トースミ34期生トライアングルVer.~
sacco/2014年

〝僕はいつかサッカー選手になる日を夢見ているんだ。〟
君が言った言葉はいつかホンモノになるんだよ
いつでもそうボール追いかけて走る姿を見れば
結局パパもママもそろって応援しているんだよ

流れる星に願いを込めて君を手に入れたのさ
どうにもならないことなんてない 世界は自分のもの

君が哀しい気持ちの時 黙ってそばにいるよりも
君の好きなボールを持って一緒に公園へ行こう
惜しげも無く毎日にみんな精一杯生きている
懸命な姿 焼きついているから 愛さずにいられない

流れる星に願いを込めて 君を手に入れたのさ
なんだっていいよ話してごらん 空に向かって高く

夕焼けの中 34 手をつないで走ろう
どうにかなるさ どうせこの世はつくりもの
それならいっそ笑顔で満たそう 僕たちのゲームを描こう

流れる星のチカラを借りて勝利を確かめたいから
声に出して届けてごらん みんなで夢かなえよう

朝陽の中 34 手をつないで走ろう
どうにかなるさ だって明日は宝もの
それならいっそ笑顔で満たそう みんなでゴール目指そう 僕たちのゲームを描こう

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誰もが何らかの障がいを持っている、と考えて生きる「ギフト」

35才の時に「先天性白内障ですね。でも35年進行していないから心配ありませんよ。」と眼科で言われました。これがもし産まれた時とか、幼い時にわかっていたら、私の親は大騒ぎをしていたんじゃないかと思います。病名を聞いて慌てて調べたり、対策を考えたり、いろんなことを先回りして〝念のため〟の生活を強いていたかもしれません。そして、そういうことをしていたらもしかしたらもしかして、病気は進行していたのかもしれません(していないかもしれません)。
もし目が見えないとしたら、どうだったのだろう?と考えてみました。私は何をみつけていたのだろう?きっと今とは違う宝ものを見つけていたに違いない、そう思います。


ギフト
sacco/2012年


神様からもらった公平なギフト それは光なんだ

まだ小さな頃から不思議に思ってた 僕には見えない色の世界
おとなになるまでに人と比べてみたら だんだんと気付いたんだ君との違い

鉄のウンテイに一つずつ違う光をあてよう
君には色とりどりに見える 僕には光が見える


神様からもらった公平なギフト それは
モノが見えても見えなくても 見えないモノのほうが大概は大事だから
ありふれた言葉よりも 心の声を聴いて歩こう


ある日 滝を見ていたら 流れ落ちる水が 僕の目には赤や黄に映った
思い切って口にするとママは両手広げて「どんな色なの?」って聴いてくれた


鉄のジャングルに一つずつ熱い光をあてよう
君には色鮮やかに見える 僕には光が見える


神様からもらった公平なギフト それは
キミが悩んでも悩まなくても 悩んだキミの気持ちが大概は大事だから
ふさわしい態度よりも 心の声を信じて歩こう

君はまだ悩んでいるだろう 好きや嫌いで落ち着かないだろう
楽しいことつまんないこと どれもいいんじゃない
全部未来をつくってるんだ

星のキャンドルに一つずつ違う願いをこめよう
君には色それぞれに見える 僕には希望が見える


神様からもらった公平なギフト それは
キミが選んでも選ばなくても 選んだ君の自由が大概は大事だから
ありふれた願いよりも 心の音を聴いて歩こう

光の中を歩こう

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ご縁に感謝して笑って生きよう「ごえんチョコ」

東日本大地震が起きた2011年、もっと自分にできることがあるのでは?という思いが頭から消えませんでした。それがその後、会社を辞めることにもつながっていくのですが、実際に退社するまでの間しばらく私は何も行動できなくてその場で足踏みしていました。その足踏みの間も「笑って生きよう」と思いました。


ごえんチョコ
sacco/2011年


あの子はとてもチョコが好きだった
ポケットにはいつもあふれるほどの愛と一緒に
詰め込んだ希望が消えないように 笑って笑って過ごした

見えないモノが大事なんだよって
あの子のママは優しく等しく語った
その声の響がお腹の中にあるようで 触って触って確かめた

どれが正解かなんて そりゃ今はわかんない
だから目の前に舞い込んだ縁を 一つ一つ 乗り越えて行こう


ごえんをありがとう ごえんチョコをありがとう
あの子にありがとう ごえんチョコをありがとう

あの子がいつか大人になって あいも変わらず希望のタネまいていたら
はにかんだ笑顔は世界中に広がって 空を空を染めるだろう

どこが近道かなんて そりゃつまんない計算
産まれる前に与えられた勇気 全部全部 惜しみなく使おう

ごえんをありがとう ごえんチョコをありがとう
あの子にありがとう ごえんチョコをありがとう

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寄り道の数だけ人生は豊かになるから、夢中で遊ぶ子どもの邪魔はしない方がいい

以前読んだ本に、こんなことが書いてありました。
「幼い頃に夢中で何かをする体験の数が、その人の器を広くする」
逆に言うと、大人になってから器を広げることは難しいのだそう。
人は、夢中になって自分の世界に深く入り込む中で、他者の多様性も受け入れていくのだそう。だから、できるだけ子どもたちの寄り道を邪魔しないように。急かさないように。見守ることのできる母になろう。慌ただしい毎日でもそう思ったことを忘れないように、歌を作りました。


寄り道
sacco/2011年


前だけを見て歩いていたら この道には気付けなかった
こんなに優しくて こんなに力強い
そこに何かひかれるものがあるなら 手を引いて連れて行ってあげる
きっと君の優しさになる きっと君の力になる

手をつなごう スピードあわせて歩こう
時がゆるやかに流れる 君たちの世界を歩こう

傷ついてうつむく日も見守るから 信じる道を行けばいい
どんなにデコボコでも どんなに険しくても
人になぜ?と理由を聞かれた時 自信なんて少しもなくていいから
そっと君の胸に聞いて ちゃんと君の想いがある

帰ろうか 僕らを待つ人がいる
あたたかなぬくもりで満ちてる 僕らのうちへ帰ろう

通り過ぎてきたそれぞれの道に どんな意味がこめられているのだろう
必ず謎が解ける その時が来るから いくつもの道を迷い 進めばいい

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